愛加那
あいかな(1837-1902)
登場回数:2作
愛加耶(あやな・あいかな、あいがな、ありかな、天保8年(1837年)- 明治35年8月27日 (旧暦)(1902年9月28日))は、西郷隆盛が安政の大獄の際に江戸幕府の追及を逃れるため、奄美大島に潜居した時期の妻。 琉球王家を祖とする笠利氏から続く、奄美一の名家である田畑氏の一族である。 小説やドラマなどで農民の娘として描かれることがあるが、事実は全く異なっている。奄美が薩摩藩の支配を受けた後も家格を保ち、享保11年(1726年)に奄美で唯一の郷士格となり田畑姓を与えられ、天明5年(1785年)、藩命により龍姓に改める。 本家の田畑家歴代の墓地「弁財天墓地」には「龍愛子」とその名がある。