江古田原・沼袋の戦い(えごたはら ぬまぶくろ の たたかい)とは、中世日本で起こった合戦の一つ。戦国時代初期の文明9年4月13日(ユリウス暦換算:1477年5月25日)、武蔵国多摩郡の江古田原および沼袋(現在の東京都中野区江古田・沼袋付近)にて、太田道灌と豊島泰経との間で行われた。長尾景春の乱における局地戦の一つ。 当時唯一の記録である『太田道灌状』には戦場となった場所が「江古田原」と記されており、のちにこれを下敷きに書かれた『鎌倉大草紙』で「江古田原沼袋」となっていることから、研究者の間では一般に「江古田原合戦」と呼ばれている。