藤原兼子
ふじわら の けんし(1155-1229)
登場回数:2作
藤原 兼子(ふじわら の けんし、久寿2年(1155年) - 寛喜元年8月16日(1229年9月5日))は、平安時代末期から鎌倉時代前期の公家女官。刑部卿・藤原範兼の娘。通称は卿局(きょうのつぼね)。位階の昇進に応じて卿三位、卿二位とも。後鳥羽天皇の乳母。 同じく後鳥羽天皇の乳母である藤原範子は姉。範子と前夫の娘・源在子は後鳥羽天皇の妃となり土御門天皇を産む。叔父の藤原範季(父・範兼の養子になっているので義兄となる)は後白河法皇の院近臣で、後鳥羽天皇の養育にあたった。範季の娘・藤原重子(修明門院)は後鳥羽天皇の妃となり順徳天皇を産んでいる。