千葉常胤
ちば つねたね(1118-1201)
登場回数:3作
千葉 常胤(ちば つねたね)は、平安時代末期から鎌倉時代前期にかけての武将。千葉氏を豪族から御家人の地位まで登らしめた千葉家中興の祖といわれる。常胤以降、一族は諱に「胤」の一字を受け継ぐことが多くなる。在地領主=武士の政権・鎌倉幕府の創設に努力し、これによって子孫発展の基礎を築いた。まさに関東の在地領主=武士の、そして鎌倉幕府の御家人の、一つの典型である。 千葉市立郷土博物館には、彫刻家安西順一が作成した千葉常胤の木像が展示されている。また千葉県青少年総合対策本部刊行の『郷土に輝く人々』という小冊子も、その巻頭に常胤があげられている。このように千葉県・千葉市をひらいた人物として評価されているのである。