第31話 浮さま | 元禄繚乱 |

上野介は赤穂浪士の討ち入りにおびえ、眠れない日々を過ごしていた。上野介は義周に勧められて、気晴らしのために大勢の芸人を屋敷に呼んで大騒ぎ。訪ねてきた富子はあきれる。この上野介のふるまいを聞いた堀部安兵衛たち急進派は、上野介への怒りをつのらせる。一方、内蔵助も進藤源四郎とともに廓遊びにふけっていた。山科の家に帰ってきた内蔵助に、りくは仇討ちの意志があるのかどうか、問い詰める。