第46話 討入りの日 | 元禄繚乱 |

討ち入りが延期となり、浪士たちの貧困は日に日に深刻になっていった。内蔵助が滞在している小山屋の女将、お豊は、浪士のために食事を提供する。猿橋から浪士たちの様子を聞いた柳沢吉保は、14日に茶会を開くように上野介を促す。さらに、上野介が当日外泊しないように上野介の愛人・浅路を拉致する。14日に茶会が開かれることを知った内蔵助は、吉保のさしがねと知りながらも14日深夜の討ち入りを決断する。