八助

偉人

基本情報

八助(はちすけ、生没年不詳)は、江戸時代前期の人物。赤穂藩家老の大石良雄に仕えた下男。 大石良雄が吉良邸討ち入りのため、赤穂尾崎村を立ち去る際に長年大石家に仕えた八助が良雄のもとを訪れた。八助は「お別れの記念に何かをいただきたく」と乞うたため、良雄が金子を包んで渡すと、八助は怒り「お金ではなく、どうか身につけた記念の品を」と再度乞うた。良雄はわびて絵筆をとって若き頃の自分と八助の主従の様子を絵に描いた。八助はこれに感激して末永く大事にし、家宝として子孫に伝えたという。この逸話は『近世畸人伝』はじめ数種にある主従の美談である。

名前八助
よみはちすけ
性別男性
生年不詳
没年不詳

ランキング

登場作品
18位/21位
4回
演者平均
78位/395位
54.5歳

出演情報

タイトル役者/年齢役名/出演回数
1964年片岡半蔵 八助
赤穂浪士当時55歳16回/全52回
1975年今福将雄 八助
元禄太平記当時53歳2回/全52回
1982年関武志 八助
峠の群像当時57歳24回/全50回
1999年佐藤輝八助
元禄繚乱当時53歳8回/全49回