お市の方
おいちのかた(1547-1583)
登場回数:14作
別名:お市
お市の方(おいちのかた)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての女性。初め近江の戦国大名・浅井長政の継室で、後に織田家重臣の柴田勝家の正室となった。小谷の方(おだにのかた)、小谷殿とも称される。名は通説では「於市」で、「お市姫」(お市御料人)とも云い、『好古類纂』収録の『織田家系譜』には「秀子」という名が記されている。 江戸時代の書物の『祖父物語』や『賤獄合戦記』によれば「天下一の美人」(天下第一番の御生付)だと誉が高かったという。